刺青/Irezumi

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第十回/10th session

English follows after Japanese

今回は火の車を入れてもらう日だ。

下絵を見る。 (おおー、厳ついなー)

背中に入った鬼達とサイズが合うようにコピーをしていく。 「今日は全部入らないかも知れないね」

開始。 前腿痛ぇー。裏より少しマシって位で痛いね。

「地獄を入れて完成した人は居ないから楽しみだね。」 「はい、楽しみです!」

以前同じような事を伺った際、数人居たと聞き、先生の本やInstagramでも前面に入れた人達を見かけていた。ここでピーンときた。先生にとっては題材というのはあくまでも背中がメインなんだなと、ドンブリで入っていようが、胸割りで入っていようが背中以外はあくまでも副題なのであると。

終わった後鏡を見てみると、下絵分が全部入っていた。

「これだけじゃないからね、この周りも全部炎で包むから」 「はい!」 「次は、ああ右腿は上まで空いているんだね。いいね、串刺しを入れよう」 「はい!」

帰って一番にする事は毎回熱い風呂に入るのだが(体液が流れ出るのを止めるのに良いと個人的に思う)、前面に移ってから彫った部分が直接見られるのが良い。

トイレをする時に見ることが出来るのも良い。

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  • Date
    Mar 09, 2013