刺青/Irezumi

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第十二回/12th session

English follows after Japanese

さあ今日は釜が入るぞぉーと喜び勇んで家を出る。

そう言えば前回と今回の間に仕事でニューヨーク出張があり、偶然にもニューヨークのタトゥーコンベンションがあったので行ってきた。

このコンベンションは2000年開催の時に行ったきりだったけど、会場も同じで雰囲気も変わらず凄く懐かしかった。以前先生の仰っていた360度写すカメラも地下に設置されており、完成したら絶対撮ろうと思った。

コンベンションやコンテストを見て思ったのは、やっぱり先生に突いてもらってて良かったなと。それなりに目を見張るものはあるけど、方向性がそもそもタトゥーなので凄いとは思えど入れたいとまでは。

会場で何かお土産をと探していると、見ざる言わざる聞かざるの骸骨バージョンがあったのでこれに決定。

先生にお土産を渡して少しコンベンションの事を話すと、

「完成したら出てみるといいね」

出たい。完成1年前位からジムいかなあかんな。

さて、服を脱ぎ先生が一周見回したあと一言。

「左腿仕上げようか」

ガビーン。腹じゃないのか。。何度かお伝えしたと思うがスタジオに来る前から、何なら数日前からその場所に入れられる覚悟をしていっているので、急に違う箇所を告げられると精神的にやられるんです。実際に感じる痛みは同じやろうけど。そんなヘタレです。

そして今回は、今まで感じた痛みナンバーワンのケツの割れ目を越える箇所が出ました。それは、、、玉の横の足の付け根です。もうね、ここまでいれなアカンのかと、まだ右が残ってんのかと、ひとまずここより痛いとこは残りのセッションでは無いでしょう。そう祈りましょう。

しかし、左足もようやく完成か。もうあと右腿と腹しか筋ないな。こっからが長いのは分かってるが、1年掛かったか。感慨深いな。

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    May 25, 2013