刺青/Irezumi
第十三回/13th session
English follows after Japanese
今日こそは腹に釜が入るのか、それとも右腿の仕上げが入るのか、期待しながらスタジオ到着。
今回は到着時の雰囲気がいつもと違っていた。朝イチの時間帯だったのだが、それ自体は今までにも何回もあった。
凄く静かなのだ。スタジオに行かれた事がある方は分かるかも知れないが、通常朝イチの時間帯は息子さんが一緒におり、それ以外の時間帯でもテレビや音楽が鳴っている。
だけど今日は音一つ無く、先生が動いている気配もない。多分瞑想をし精神統一されていたんだと思う。(衝立があるため確認できない)
ピリッと張り詰めた空気が、いつもの
「はいどうぞ」
で破られた後、さっと全体を見渡し、
「じゃあ今日は釜いこうか」 「はい!」
フリーハンドで腹に下書きをして鏡での確認を促される。真っ黒な釜を想像していたら、取手が顔になっていた!ヤバい
「最近下絵を渡せないね、直接描いちゃうから」
確かに残念ですが、そのフリーハンドからの仕上がりを見るのも堪らなく楽しみなんですよね。
横になりスタート。
「今日は痛いかもね」
え?腹はそんなに痛くないとタカを括ってたんですけど。。
痛ぇーー、ヘソから始ったその時点で最悪やし進むにつれて、腹筋の横側(炎が左右対照に有るところ)が最悪に痛い。脇腹の鬼も同じ位痛い。
前回、玉の横の足の付け根が今までで一番痛いと言いましたが、これに間違いは無いものの、そっちは面積がそんなに無い。腹の横から脇腹は面積がある分、痛い時間が長い。嫌になってくる箇所ナンバーワンかも。
耐えに耐えて終了。
「今日は痺れたでしょ?」 「はい、ヤバかったです」 「ヘソは痛いからね、始めにやって今日は痛いぞっていう覚悟を植え付けておいたよ」
有難うございました。まさに地獄でした。
「ヘソを入れて三ツ目にしておいたからね」
おぉ、鏡を見てみると確かに睫毛が。 アイデアに脱帽だ。
I was not sure if I will get hell pot or finishing up my right thigh.
The atomosphere of the studio was littole different. I was the first client that day, and the studio was very quiet.
Sensei was also in silent as he was not even there. I believe he was in meditation.
I was called and he said, "Let's go with pot." "Yes!"
He drew outline by freehand and ask me to confirm on the mirror. Grip of the pot is a face of evil, sick!!
"Cannot hand out drawing there days, becuase I draw by free hand."
Of course I want the drawing but I also love to see the free hand design turns into real tattoo.
"It migt pain today."
What? I thought ab won't hurt much.
Daaarrrrgg. It hurts, especially my side ab.
"Was painful huh?" Yes, pain like hell.. "I made belly as third eye." Wow, what an idea!
Date
Jul 01, 2013