刺青/Irezumi
第二回/2nd session
English follows after Japanese
2回目ということもり、前回より緊張はしていないが、それでも前回の痛みにビビってる。
コンコンッ 「はーい!」 「失礼します!」
先客が終わるまで棚に並んだ沢山の本の中から数冊に目を通したところで、 「○○さんどーぞー」
背中をさっと見て 「今日はxxxの鏡入れようか」
その時は聞き取れなかったが、地獄で鏡といえば地獄に落ちた人が生前どんな罪を犯したか映し出すあの鏡 だろう。(その後、浄玻離の鏡であることが判明)
今回はトレースではなくフリーハンドで描かれる。 腕に自信が無い彫り師や、彫られる側が不安なら一度は事前に確認しておきたいところだが、先生の仕事に 絶対的信頼を置くためそのような心配は微塵もない。
痛みは前回と同じ位だが、一度経験した後なのである程度の覚悟が出来てるため精神的にはマシだ。
30-40分堪えて終了。 出来上がりを鏡で見るとすごい鏡が入っていた。 反対側には月みたいなものが入っていたが、家に帰ってよく見ると目と鼻っぽい。 人の頭が台に乗っているのはよく見るがその代わりなのか。またいつか先生に聞いてみよう。
「今度は下にいくからね、背中は下に行くほど痛いから。」 (うう、これよりも痛いのか。。尻とかどうなんねやろ) 「わかりました!」
痛みの中帰途に着く。
Date
Sep 15, 2012