刺青/Irezumi
第二十回/20th session
English follows after Japanese
刺青を入れている方なら理解頂けると思うが、入れている場所が痒くなるときが多々ある。もちろん入れ終わって落ち着いた後の話だ。
それがほぼ全身になり、背中の暈しが入り初め、今までになく痒くなる頻度が高くなった。しかも筋トレをしだして、手が背中に回りづらくなってきたので堪らない。
我慢でくなくなってきて孫の手を買ってしまったwんー、先人の知恵は偉大である。独り身の方は彫り終わってからの薬の塗布も孫の手で出来るんじゃないかと思った。
さて、今回は、 「今日はどこやろうか」
と言われたので 「前回のお話だと背中もう一回やってから足に行くと仰っていました」
ということで背中開始。 もう筋彫りの痛みを体が忘れかけているせいか、相対的な痛みの弱さを感じられず痛い!唯一、手に力が入る程ではないのでそれを基準にマシなんだろうなと思う位である。
それでもやたら痛い時間帯があり、終わってから鏡でみると、全く新しく炎が入っている!この筋は無かったので暈しのマシーンで引いていったのだろう。激痛が走った時は潰しのグリグリ塗り潰す感じではなく、線を引く感じだったので間違いないと思う。太彫りと同じだろう。
しかしこの炎、刺青には珍しいと思う。カラス彫りでもないのに暈しで炎だ、カラーでなく。非常に仕上がりが楽しみである。
先生は入れながら、 「この間、長かったけど大丈夫だった?」
と気遣って頂き、 「入れているときは大丈夫でしたが、入れ終わった後のヒリヒリ感が凄かったです」
と答えると、 「そうだよねー、彫り師によっては6-8時間いれるって言うけど、お客さんの事考るとね。。。」
と憂いていた。彫られる側にも彫る側にも長時間を自ら希望する場合もあると思うので一概には言えないが、それを置いても先生の優しさが見えた瞬間だった。
背中もようやく始まってきた感の出てきた仕上がりで、ますます今後の進みが楽しみになってきた。
It itches a lot since we began the shading. I bought Magonote(scratch stick). Maybe it is good to rub the medicine on back also.
So today was back, there was some painful time. When I checked my back on mirror after the session, there was flame newly added. My tattoo is not B&G, so it is a part of gaku which is not really common. I love it.
Master asked me if I was OK for the last double session, very kind. I said it was OK during the work but was more painful after the session.
Shading has just started, but it is nice to see the progress session by session.
Date
Dec 28, 2013