刺青/Irezumi

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第二十六回/26th session

English follows after Japanese

さて、スタジオに到着すると外国人のお客さんが彫られ終えた所ところの様だった。

前にも書いたと思うが、先生は普通に英語でやり取りされている。英語が喋れない人は本当に見習って頂きたいのだが、TOEICで何点とろうが、そんなのは全く役に立たなくて大事なのは伝えようとするその気持ちなのだ。

そして何より素晴らしいのはその外国人のお客さんが、僕にきちんと頭を下げて片言の日本語で挨拶をされた事だ。僕は英語で挨拶をしようと思っていたのだがちょっと感動してしまった。

他の彫師のブログとかもよく見るのだが、しばしばマナーの悪い客の愚痴を上から目線で注意する投稿が見られる。しかし、気付かなければいけないのは、そのダメな人間はその彫師の人間性に寄せ付けられた人間達なのだ。

良い人間にお客さんとして来て欲しければ、客にどうのこうの言う前に自分を磨いた方が良い。そういう彫師のブログは大抵彫った後の写真をアップする投稿以外は、自分の趣味道楽を満喫している投稿なのだが、先生は一つの暇でもあれば、絵を描いてらっしゃるし(実際に彫り終わった5秒後位から描き始める)、そういった姿勢を尊敬するお客さんが彫られに来るのだ。

ちょっといつもの流れからは逸れてしまったが、今回は足と思いきや背中だった。先生曰く、

「バラバラに彫っていった方が、ある時いきなりバチっと繋がるから面白いよ」

今日は完全に足と思っていたのでまたもや予想を裏切られたが、背中は余裕だろうと思っていた。

しかし上の方は良かったものの、腰の方に下りる程、背骨に近付く程クソ痛かった。んーやっぱり潰しも場所によっては痛いな、尻回りと股回り大丈夫かな。。ちょっと不安である。

そうこうして終わり、一週間程経って写真を撮ったのだが、背中のニキビが酷い!これでは先生の作品が台無しだ。早急に対策を練らねば。

This time it was back. According to Master, it is more fun to do the shading in random place, so that everthing comes together suddenly at certain time.

I thought it wouldn't be so bad today since it was back. But as we go bottom, and get closer to the back bone it hurted a lot.

I realized after I took my back photo, but there are many pimple on my back. I should do something about it, I cannot distract Master's work with them.

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  • Date
    Mar 15, 2014