刺青/Irezumi
第三十回/30th session
English follows after Japanese
さて、前面の太腿も粗方終わり次はどこいくのかな~、と考えながらスタジオに到着すると前回彫られていた外国人がまた彫られていた。
やはり、背中の抜きは先生の作品ではないと思うが、当然持ち前のシャイ加減では聞けない。。ところがその外国人が終わり、荷物をまとめ去り際に一言僕に囁くように「ガンバッテ」。。。
惚れてまうやろー!
胸割の両脇腹のクソ痛いところの虎に色入れられた直後にシャイボーイへのその気遣い、
惚れてまうやろーー!!
俺頑張るわ、んでシャイボーイやけど次に会ったときは話し掛けます。
そんなこんなで僕の番になり、
「前回はどこやったっけ?」
「左腿です」
「じゃあお腹のところ進めようか」
と言うことでお腹のスタートです。前回のお腹を経験した際に、お腹がベコベコして入れられるのが非常に気持ち悪かったのを覚えている。
そしてはじまると、、やっぱりやーー。ベコベコします。前回のお腹の時と同様、力も入れず腹もへこまさない絶妙な息遣いで耐えます。
彫り始めて幾ばくか経った後、
「こっちもやっとくか」
と、僕の一番嫌なところ胸骨の真ん中の所へ。。そこもう一回ですかぁーーー? ここは骨がすぐ皮の下なので嫌なんです。。
胸も無事終わると、次は右の脇腹付近でこれもまた痛いですね。ザ刺青といった感じの切られる痛みです。
死にそうになり終了すると、おお、大分炎が埋まっている!
「ある程度暈しが進んだら色も始めていこうか」
「はいっ!」
ようやく色が近づいてきたか。
「本当は暈しが終わってから色に進むんだけどね。ここまでどんぶりでやってたら色入れ始めてもいいでしょう。あくまでも本来は暈しが終わってからだけど、ルールを知った上でなら約束事を破るのも大事だからね。」
うむ、深い。取り敢えず近くに迫った色入れに期待を馳せながら帰途に着く。
This time was ab. I remember my ab was almost getting cramped last time. This time it was also true.
After some time, he went chest and rib. Both place hurts like hell. I could hardly survive and checked mirror. Flame was shaded for good amount this time.
Master said after we make some progress on shading we might start colors in parallel.
He also said that we must go to color after we are done with shading, but since going with Donburi we can start color. He said it is important to break the rule, as long as you know the rule.
I was happy to hear color will come near future.
Date
May 31, 2014