刺青/Irezumi

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第三十四回/34th session

English follows after Japanese

もう残すところも前面の股周りのみとなった。

「どこが残ってたっけ?」

「股の前側です」

「あー、ここから(内腿の付け根)残ってるんだね。ここは彫る方も彫られる方もしんどい場所なんだよね。針をいれる角度が難しくて、手でやってた時は苦労したんだ。機械でやっても難しいからね」

いきなり付け根の際から始まったのでやばい、痛い、と思ったが、ある程度彫られると、慣れてきてそれなりの痛みに落ち着いた。刺青を彫られた事がある人なら、慣れるという感覚はわかるだろう。

ある程度進むと、

「前来ていた人同じ会社だったんだ?」

「はい、部署は違うんですが全体会議で見たことがありまして」

「会社○○なんでしょ?あそこは刺青見せても大丈夫なんだって?」

確かに会社は外国人もたくさんいて彼らに隠す文化は無いので見える状態で働いていたりする。こっちは長袖でクソ暑いなか働いてるっちゅーのにw

そうこうしているうちに彫り終わり、

「やっぱりここが入ると引き締まるね。」

「はい!」

「見切りは大事だよ」

深い。これを総合的に理解できる人が何人いるだろうか、僕でも100%は理解出来てないだろう。

今日は珍しくその後も、今までどれくらいのペースで通って何セッションやったか、筋彫りやってた時は長く感じたとか、結構話した(といっても4-5分だが)。

先生、貴重なお時間有難うございました!

Only top of my thigh is left.

Master said this is difficult place for both him and client. He said angle of the needle is difficult, and had hard time when he used to do it by hand.

After the session Sensei said filling this place sharpens up the design. He said Mikiri is important.

How many people could understand what that means? I cannot even understand 100%.

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  • Date
    Jul 26, 2014